各地で様々な気候の「南国」


 ベトナムの北端は中国との国境で北緯約23度22分で、北回帰線に近く、また台湾でいうと南部地方と同緯度である。日本から見れば全体が「南国」と言える。しかし、南端のメコンデルタまで直線距離で約1650kmと長く、私の行った1月でも北のハノイと南のホーチミンでも10℃くらいの気温差があり、また、全体が乾季かと思ったら、中部のダナンやホイアンはまだ雨季だということで、複雑な地形、気候だと思った。
 毎日の実際の気温の記録をネットで探したが見当たらなかったので、平均の1月のもので示すと(サイト「Climate Data」などより)、
 ハノイは最高気温19.3℃、最低気温13℃、雨の日数7日、降水量47mm
 ホーチミンは最高気温30.8℃、最低気温22.2℃、、雨の日数3日、降水量28mm
 ダナンは最高気温23.6℃、最低気温20℃、、雨の日数14日、降水量189mm

https://www.travel-zentech.jp/world/map/vietnam/Vietnam_Outline_Map.htm

 ハノイにも椰子の木(ひょっとしたら、びんろうかも)があり、また空港のレストランで飲んだ、冷やした「椰子の実ジュース」はクセの無い薄い甘さを感じるものでたいへん美味しかった。私には長袖綿シャツにジャケットでちょうどよかった。

  

ハノイのバーディン広場にて。半袖の人はいない。


 ホーチミンは30℃越えだと言われた。私は長袖綿シャツ腕まくりで過ごした。

ホーチミンのベンタン市場前の広場にて。半袖の人、ノースリーブの人もいた。


ホーチミンは夜も外で飲食できる温度だった


ベンタン市場に並ぶドリアンなどの南国の果物


ダナンなど中部は雨季であった。市内にて。


 「南国」のため、北部では米の二期作、南部では三期作が当たり前だという。

中部の田んぼでは1月の田植えがなされていた。

ステレオタイプのノン(笠)を被った農民


  

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