白と茶色とお洒落な窓手すり

   ---普通のスペインの建物


 観光対象となるような建物ではなく、「ごく普通の建物」にもその国の特徴がある、と思う。
 観光の対象である世界遺産グラナダ・アルバイシンのような白壁の家は、セビーリャの「普通の家」にも見られた(アルバイシンの写真はこの「スケッチ」の「世界遺産でフラメンコ鑑賞」を見てほしい)。

セビーリャ大聖堂ヒラルダの塔よりの眺め。屋根には丸みの色鮮やかなスペイン瓦。


すみません、上からアップで撮らせてもらいました。広いベランダ、そこのおしゃれな装飾の手すり、そして右の家(アパート?)の下の階の窓の格子などが見られます。螺旋階段はこの家特有のものでしょう。


 マドリッドでは、アパートなどを見ているうちに気付いた。茶色またはその系統の色のものが多い、と。これは家の建材として使った煉瓦をそのまま「剥き出し」にしているためだった。



マドリッド・アトーチャ駅近くの建物群

マドリッドの中心のマヨール通りのビル


煉瓦で茶色いのがよくわかる、マヨール通りの建物




王宮近くの鉱山会社のビルもおしゃれだ




グラナダのイサベル・ラ・カトリナ広場の建物。ユニークさを感じた。




バルセロナでは赤煉瓦剥き出しの建物はほとんど見られなかったが、窓手すりはお洒落。




セビーリャ大聖堂近くの、イスラム建築のデザインを取り入れたユニークなビル



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