小さな声を上げる意味---世界の反戦運動


 ホーチミン市の「戦争証跡博物館」に、ベトナム戦争が行われている最中に、世界中で起きた反戦運動(特にアメリカの侵略に反対するもの)を写真や様々な手段とともに紹介するコーナーがある。
 日本の運動も紹介されていた。そこに紹介されていた、故金子徳好(かねことくよし)氏の、個人で8年間も毎通退勤時に「アメリカはベトナムから手を引け」というゼッケンをした写真やそのゼッケンなどを見て、それがいくつかのマスメディアに紹介され、私も知っていたことを思い出した。このような小さいが勇気のある行動、無数の集会やデモでの反戦の意志が積み重なり、もちろんベトナム人民自身の戦いの成果により、1973年のパリ協定でのアメリカ軍撤退を引き出したのだと思った。私も高校時代から反戦、ベトナム支援活動に参加していたが、それもなにがしかの役に立ったか、と感慨ひとしおだった。 


ヨーロッパ各国での反戦アメリカ批判運動


アメリカでの帰還兵士による反戦運動、戦場の兵士による反戦の意志をヘルメットにした運動など


 

日本やアジア各国での反戦運動紹介のコーナー


  

今に残る戦争の跡のスケッチ 

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