近づく嬉しいテト(旧正月)   そして目にしたある伝統


 2025年1月29日がテトだったため、1月半ば過ぎに旅行した私たちは、ベトナム各地でそのための飾り付けがなされている様子を見ることができた。日本と同じ巳年であることや、「解放50年」の強調が見られた。また、中国の影響であろうが、おめでたい色は赤色である。


バスの車内から撮ったホーチミン市内の街角。「新年おめでとうございます・・・2025」と書かれている。


  

ハノイのメトロチケット売り場の飾付け。「2025」が蛇になっているデザインが素晴らしい!! 中国の影響である、めでたい言葉を縦書きにした対の春聯(しゅんれん)もある。
AIのCopilotによると「左の春聯 (Vạn Sự Như Ý): 「萬事如意」というフレーズで、すべてのことが思い通りにうまくいくようにという意味です。右の春聯 (An Khang Thịnh Vượng): 「安康繁栄」というフレーズで、平和、健康、そして繁栄を願う意味があります。」とのこと。私はベトナム語が全くできないので、AIに頼ったのだが、もし違っていたらベトナム語に長けている方、正しい翻訳をお教えください。

 下の2つは、それぞれ別のレストランのもの。


  


 解放50周年を強調する看板。



 日本の松竹梅のお飾りのように、ハノイでは金柑と桃、ホーチミンでは金柑と黄色い梅がおめでたい植物として各家庭で飾られることが多いとのこと。それらを飾ったり、売っていたり、運んでいる風景を見ることができた。

 

金柑を運ぶバイクと、飾ったホテル。いずれもハノイにて。


ハノイの桃の木販売


黄色い梅? 造花? ホーチミンにて。


テトの飾りを撮っていたら、ノン(またはノンラー)という、木の葉で編んだ伝統の笠を被った方々を目にした。




テトを迎える前のベトナム人々と街のスケッチへ

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