フランスに来るならフランス語を使いなさい


 今まで、ドイツ、オランダ、スイス、北イタリアなどを個人で旅したが、片言の「旅行英会話」でなんとかやってこれた。
 しかし、フランスに10日以上いて、あちこちでかけていると、「英語ではなくフランス語を使え。」というべき態度が見えてくる。
 次は、実際にあった私の体験。
 @ボルドーの駅の日本で言えば「キオスク」のような売店で、水を買おうとしたら、若い女性の売り子が何回も私に「ボンジュール!」と言う。「何なんだ?」と思っているうちに気が付いた。彼女に言わせれば、「『ボンジュール』と挨拶しているのに、お前は何故挨拶をしない? ちゃんと『ボンジュール』と言いなさい。はい、『ボンジュール』」ということ。
 Aフランス新幹線TGVの中で、私の座席と通路を隔てて座っていたおばあさん。私が置く場所が座席付近にないので、やむなく通路に置いたサムソナイト・スーツケースを指して、フランス語でまくしたててきた。何を言ってるか正確には分らなかったが、怒っている様子から、要は「通路に荷物を置くと通行の邪魔になるから置くな。向こうの車内の端が空いているからそこに持っていき置け。」ということ。私は、フランスの知り合いから「泥棒が本当に多いから荷物から目を離しては駄目」と何回もアドバイスを受けていたので、「できない!」とブロークン・イングリッシュでまくしたてた。これで収まったかと思いきや、呼んだのか、車掌がやって来て私の荷物を勝手に端に持っていき、フランス語でまたまくしたてた。不愉快になったし、たまたまその荷物を見られる端の席の一つが空いていたのでそこに席を移動した。

 街の中でも、パリの地下鉄の案内表示はすべてフランス語。また、世界中からの観光客が来るルーブル博物館の作品の説明も全部フランス語である。


地下鉄構内の案内表示


ルーブル美術館のハムラビ法典とその説明


        


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