2日目(11月28日)


 1日目から3日目は、次の日の0:50まで観測し、ホテルに1:30ころ帰った。それから入浴し、夜食として買い置きしていたパンを食べ、オーロラ撮影の「戦果」をコンパクトフラッシュからタブレットにコピーして確認し、「これだ」と自己満足できるものをLINEで繋がっている人々に送り、朝6時前後に寝て午後3時ころ起きるという生活になった。2日目から4日目は18:00ころホテル内のレストランで「朝食」を摂り、また夜食のため近くのスーパーにパンなどの買い出しに行っておき、20:50にホテルに迎えに来るオーロラヴィレッジまでの送迎バスに乗った。
 2日目も天気は快晴で、昨日のように美しい星空が拝めた。今夜は昨日ホテルに置いてきたリモートや目出し帽などを携帯して来たので慣れもあって少し楽だった。白い雲や霞にしか見えなくとも、それがオーロラだと分って来たので、写真を撮りまくった。しかし、相変わらずピンボケが続いた。疲れたので休憩テントで他のツアーの若い女性たちとおしゃべりしていたら、「オーロラまた出てますよ!」と現地の若い女性ガイドが言うので、撮影を再開した。結果として、このガイドさんに感謝。このとき撮ったオーロラには、緑色だけでなく、念願だった「赤い(ピンク?)オーロラ」までばっちり写っていた。ネットのある解説によると、「オーロラの色は、大気中の酸素や窒素分子が太陽エネルギーを受けて発光する際の波長によって決まります。緑色のオーロラは酸素分子が高度約100~300kmで放つ光で、赤色のオーロラは同じく酸素分子が高度約300km以上で放つ光です。」とのこと。それで地上からは上に赤く下に緑のオーロラが撮影でき、また北海道などのより低緯度の場所では遠くの高いところの赤いオーロラだけを撮影できるわけである。




 


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