9. Sala Capitular  参事会室



 ここは、聖職者たちの会議室、礼拝などの部屋である。大聖堂の平面図とWikipedia「Catedral de Toledo」によると、「控えの間」に繋がる「古い小さな礼拝堂」(Capilla de San Nicolás聖ニコラス礼拝堂だと思われる)、「控えの間」、そして参事会室という3つの空間から構成されている。
 Capilla de San Nicolás(聖ニコラス礼拝堂)については、Wikipedia「Catedral de Toledo」に、「13世紀にグディエル大司教によって創建された」とあるだけで、他のサイトを必死に検索してみたが、これ意外の説明は全くなかった。また私の撮影記録でも下のような感じで、「礼拝堂」らしくない。


 「控えの間」は手ぶれしてうまく撮れていなかった。お恥ずかしい限りである。



 肝心の「参事会室」そのものは、まずまずの撮影結果だった。Wikipedia「Catedral de Toledo」によると、中央奥に大司教座椅子、あとは他の聖職者が座る木のベンチがある。また、壁画としてフレスコ画の聖母マリアの生涯とイエスの受難の場面が描かれ、その下にトレドの歴代司教の肖像画が描かれている。

西側から東側正面を見る。長方形の床面の部屋である。正面に大司教の座。イエスの受難図。


東正面のアップ


窓のある南側。右上に受胎告知のシーン。


この部屋への入口がある西側


北側の壁面。右上にマリア被昇天のシーン。


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