緑がいっぱい
アイルランドのダブリンのバスの色は前面は黄色だが、後の車体は緑色のものが圧倒的に多い。また郵便ポストはほとんどが緑色。ごみ箱も緑色のものがかなり見られた。
(左)ダブリン市内で見かけたごみ箱。(中)(右)おみやげショップにも多い緑色
私にとって一番役に立った「緑」はこの「Leap Visitor Card」(リープ・ビジター・カード。買ったのは使い始めから68時間40€のもの。日本のSUICAのようなもの。この時間内ならダブリン市内のバス、市街電車「ルアス」が乗り放題。タラの丘に行く1時間強の片道分のバスにも使えた(ただし、乗り物の組合せなどにより使える上限もあるので要注意)。また、市街電車「ルアス」に乗り降りするときは各駅に設置されている読み取り機にタッチする必要がある。
Leap Visitor Card と各駅のホームにあるタッチ式読み取り機。慣れないうちはうっかりタッチを忘れたこともあったり、タッチしても何の反応もなく「壊れているのでは?」と思ったのもいくつかあったが、次に乗る際には支障が無かった。
アイルランドの国旗にも緑色が使われ、ケルト民族を示す、と言われるがいろいろ調べてもその具体的根拠がよくわからない。かなり確信的に言われているのが、この地にカトリックを広めた聖パトリックが三位一体のその教えを、三つ葉のクローバー(三つ葉の葉一般をシャムロックといい、クローバーが代表)にたとえたため、その色、緑色がアイルランドのシンボルカラー、となったというものである。また、一説では、国土に緑(樹木や草)が多く「エメラルドの島」と呼ばれていたことにも因む、という。
タラの丘近辺の牧草地。のどかな感じを受けるが、麦栽培などの耕地が少ないような気がした。
こちらはアイルランドを横断した時見た羊の放牧