ちょっといいこと? と 止めてほしいこと


 この国に限ったことではないだろうが、レストランやカフェの屋外の席や駅のプラットホームに鳩や何と雀までがやって来て、食べ物のおこぼれを狙って日本に比べて逃げない。むしろ人が席に付いていても向こうから椅子の下やテーブルの上に来る。毎日このようにして食べ物にありついているのであろう。この状況に慣れているようだ。誰かが食べ物を撒いたりでもするものなら、どこからともなくあちこちから何羽も飛んできて必死に取ろうとする。うまく食べ物をゲットした雀は他から取られないように皆から離れて遠くへ行く。しかし、一口で食べきれず、地面にいったん降ろしたりすると、それを狙って他の雀が追いかけてきて、バトルを始める。時間をつぶすためこれらの光景を見ているとなかなか面白く飽きなかった。私の家に巣まで作っている雀たちが、私がちょっとでも近づくと逃げていくのと対照的だ。スロヴェニアの人たちは都会の雀らに危害を加えていないのであろう(私も日本で危害を加えていないが)。一般的に小鳥との距離が近いのはいいことだ。ただし、私の友人にこのことを話すと、「鳥が食べ物の近くでよく糞をするのでいいとは言えない。」と話していた。

  

リュブリャナのカフェにて。右は私がテーブルに着いているにも関わらずやって来た雀


 気になったのは、この国ではホテルやレストラン、乗り物内やその他公共施設の中では禁煙が守られているが、街頭では、日本と違って明確な禁煙ゾーン・喫煙ゾーンの区別がないことである。そして老若男女関わらずかなり喫煙率が高いように思う。毎日街を歩いて受動喫煙となった。環境、健康に気を使っているEUの一員なのだから、オール喫煙区域のような状態はぜひ止めてもらいたい。

カフェも屋外の席では喫煙していた



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