イースターとメーデーが続く時期は要注意!!
この国への旅行に、「ブレッド湖を、雪の残る山をバックにしつつ、新緑も映える写真に撮りたい」と考え、現地の観光案内所とメールのやりとりをして、4月下旬から5月上旬という最適な時期を選んだ。そして、この時期は、当然日本のゴールデンウィークがありその間の航空運賃が跳ね上がること、予約が取りづらくなることを考慮して、行き帰りがゴールデンウィークより前と後となるよう、長めに予定を組んだ。その結果、4月20日と21日のイースター休暇、5月1日、2日のメーデー休暇に短期間のうちに直面した。一番困ったのが、市や町によってはバスが全面運休、またはたいへんな間引き運転となることであった。また、スーパーやキオスク、ファストフード店をはじめとして、ミネラルウォーターや安い食べ物を販売する店が閉まることにも閉口した。ホテルの中にも「この間は休業」とするところもある。コンビニ、という日本特有のものなどは元々ない。「休日は稼ぎ時」という日本の商業慣行とは全く考えが違うのである。幸い鉄道やタクシーは本数、台数が減っても営業はするし、リュブリャナなど大きな都市のレストランは開店するところが少なくなかった。
メーデーに営業休止のリュブリャナ街角のキオスクのような販売店