外国人たちの夜の楽しみ

唐代風イメージ娯楽舞踊ショー


 夜、西安の何ヵ所かの劇場で、観光客向けに、唐代を模した舞踊ショーが行われている。せっかくきたからにはと、陽光麗都大劇院、陝西歌舞大劇院、唐楽宮と三晩連続でショーを鑑賞した。いずれも、食事を付けてもいいし、ショーだけでもよい。ただし、食事についてはコメントできないレベルである。
 演目は下の通り。いずれも、楽器演奏と群舞の組み合わせである。群舞も、華やかな女性の舞と勇壮な男性の舞の組み合わせである。春の鶯を模した笛の演奏や、新体操で使うような白いリボンの舞、最後に玄宗と楊貴妃のよき日を賛美する集団の舞で終わるなどの共通点があった。
 私が行ったところは、欧米の人々がとても多かった。私から見ると、時代考証に難があり、完璧に「中国唐代風ショー」だが、彼等は中国風のものにエキゾチックな魅力を感じているようで、さかんに撮影していた。日本語を話せるスタッフもいたが、私以外の日本人には会わなかった。
 
陽光麗都大劇院 陝西歌舞大劇院 唐楽宮
1楽器を持っての舞 1華清宮 演奏 1楽器演奏
2楽器演奏 鶯 2白いリボンの舞 2白いリボンの舞
3舞踏 踏歌 3独奏 春鶯 3京劇風の化粧・男性舞
4三蔵の踊り 4舞踏 踏歌 4楊貴妃の踊り
5白いリボンの舞 5面具金剛 5剣舞
6皇帝が閲兵する踊り 6三人の女性の舞 6楽器演奏 鶯
7玄宗と楊貴妃の踊り 7トランペットソロ 7皇帝后妃のフィナーレ
8トランペット演奏 8羽衣舞
9大唐盛世 総出演 9楽器演奏
10大唐礼楽


 

陽光麗都大劇院

 

楽器をもっての舞と三蔵を称える舞

 

玄宗と楊貴妃



陝西歌舞大劇院

 

3人の女性の舞と楽器演奏

私の一番のお気に入り、舞踊「踏歌」。若い女性たちによる、春を喜び、幸せを願う伝統的な舞とのこと。長い袖を振りながら踊る

 

面具--金剛力士という勇壮な舞とフィナーレの「大唐礼楽」


唐楽宮

  

白いリボンの舞と華清池の楊貴妃をイメージした舞

 

フィナーレの皇帝と妃は客席から登場した。楽器演奏が本格的。



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